無印良品のノートの裏抜けを比較してみた!(その他編?)万年筆ユーザー向け!
前記事で再生紙の比較をしています。
お先にそちらからどうぞ!
では、再生紙以外のノートの比較をしていきます。
滑らかな書き味のノート、日本製
72枚250円
上質紙です
淡い黄味の紙。
横罫線しか見当たりませんでした。
以前の記事で書いた通り、万年筆ユーザー向けのはずが裏抜けします。
前に持っていたものより紙が分厚くなったのか裏抜けは減りました。
筆ボール、須磨浦シーサイドブルー、Old Burgundyが抜けているので
フロー少なめ、または粘土高めのインクなら文字を書く分には
裏抜けは少ないと思います。(塗り重ねると抜けます)
まぁ再生紙と比べれば全然良い方なのですが・・・
万年筆筆記も可能!と書いてるからには
もっと頑張って欲しいと思うものですよね・・・?
(というかこれで裏抜けして「無印のノートは万年筆とは
相性がよくないんだ」と思ってほしくないのです!)
書き味はたしかに滑らかです。摩擦抵抗のない滑らかさ。
パイロットBBのレッドフラッシュが少なめ。
まぁ、次
ダブルリングノート、日本製
70枚300円(ゴムありだからか上質紙より高いのね)
古紙5%以上
真っ白ではなくちょっとグレーっぽい黄味っぽい色
筆ボールが少し滲み、若干の裏抜けがあるものの
他に裏抜けしているところはありません。
さすがやで。
紙が厚めなので透けも少ないと思います。
この紙に関しては以前書いた記事につらつら書いていますので
よければそちらも見てみてください。
【ノートの話】無印良品の開きやすいノートを万年筆ユーザーに推したい。 - きつねのしっぽ
いうことなしです。ラブです。
つるつる系の紙ですがインクを吸う感じの書き味で
ぬらぬらしています(ぬらぬらという表現に自信がないが)
ドットじゃなくて無地・・・出してくれないかなぁ・・・
自信を持ってオススメします。
次〜
48枚90円
植林木ペーパー
無印の紙で一番白い紙です
そこまで目立った裏抜けはなく、塗り重ねると裏抜けしてしまう程度。
文字を書く分には全く問題ありません。
無印は意外と白い紙のノートが少ないようなので
白い紙がいい!という人は植林木ペーパーがおすすめ。
で、この商品の売りの「裏うつりしにくい」部分。
裏うつりというのは裏抜けではなく、書いてすぐにノートを閉じたりすると
向かいのページにインクがついちゃうことを裏写りといいます。
で、試してみたものの「すごい!」となるような発見はなく
まぁ確かに?としかならなくて・・・
そもそも万年筆インクは乾くのが遅いので裏写りしやすいので
急いでノート閉じることもないなぁ(しかもリングノートだし)と
思ってあまり実感はできませんでした。
リサイクル上質紙もインクを吸う分裏写りは少ないような・・・?
何か実感できたことがあれば是非教えてください。
つるつる系の紙で書き味も良いです。
では最後
一筆箋、中国製
20枚100円
コットンペーパー(コットンパルプ10%以上)
和紙のようなテクスチャです
これもおまけ要素です(裏抜けを気にするようなものでもないので)
薄い紙なので透けますが思ったより裏抜けはなくてびっくり。
結構万年筆ユーザー向けですよ、これ。
ざらっとした紙です。一筆さらっとお手紙に。
ということでこれで比較は終了です。
無印良品のノートは紙の種類でかなり変わってくるので是非参考にしてみてください。
個人的におすすめなのは
リサイクル上質紙<植林木ペーパー<再生紙(古紙55%以上)<上質紙
って感じですね。
他は万年筆には向かないなぁと思いますが、
使い方によってはオススメできます。
比較した結果、 リサイクル上質紙の愛が高まって
ノートによっては紙の厚みが違うので質が変わってくるのかなぁと
思いますがこのノートはここの結果とは違った!等あれば
教えてほしいです(・ω・)ノ
また「このペン(インク)はどうなの?」「この使い方だとどうなの?」
などありましたら出来る限り試してみたいと思います。
無印良品のノートは身近でお手頃で手を出しやすいので
ノート沼の入り口としてはなかなか良いと思います^^^^^
自分にぴったりのノートで良い文具ライフを!
さてこのノートたちを何に使っていこうかなぁ・・・